闇金業者に対する規制が強化されたヤミ金融対策法

ヤミ金融対策法とは?

違法な貸し付けや取り立てを行う闇金の被害が拡大し多くの人たちが満足に生活できない状況に陥ったため、闇金問題に対処するための手段の一つとして成立したのがヤミ金融対策法です。ヤミ金融対策法は、貸金業登録制度の強化や大幅な罰則の引上げなど複数の内容で構成されています。もともと貸金業は登録審査を受けて金融庁の許可を得ることが条件となっていましたが、審査では本人確認の義務化・暴力団の排除・営業店に主任者を設置することなどが行われるようになっています。ヤミ金融対策法を逃れようとして闇金業者が貸金業登録しようとしても、審査が厳格化されたので容易には許可されなくなりました。闇金業者なのか判断するための一つの基準として、貸金業登録しているか確かめるのが有効な方法です。罰則が引き上げられたために、無登録でお金を貸すと5年以下の懲役か1千万円以下の罰金となります。法人の場合は一億円以下の罰金となりますから、無登録で貸金業を営んでいることが発覚すると闇金業者としても大きな痛手です。高過ぎる金利も罰則の対象となり、同じように5年以下の懲役か1千万円以下の罰金、法人は3千万円以下の罰金となっています。

罰則が強化されたヤミ金融対策法

無登録の業者が広告を出したり勧誘することも、ヤミ金対策法の対象となりました。違反すると100万円以下の罰金となりますから、無暗に広告を出したり勧誘することがなくなることが期待されています。違法な取り立て行為に関しても、規制が強化されました。正当な理由がない夜間の取立て・勤務先に電話したり取り立てに行くこと・当人以外への取り立てなど、闇金が良く用いる取り立ての方法が具体的な例として取り上げられ、罰則も2年以下の懲役か300万円以下の罰金となっています。違法な取り立ての内容が明確化して罰則も強化されたので、闇金が違法な取り立てをした時に対応しやすくなりました。違法な取り立てをされた時は、内容を記録しておくと法律に基づいて闇金業者を処分してもらえます。闇金業者の方もヤミ金融対策法を警戒して、違法な取り立てがしにくくなった筈です。高過ぎる金利は闇金業者が罰則の対象となるだけではなく、年109.5%超の利息でお金を貸した場合は契約が無効となりました。このことを知っていれば、不当に高い金利に苦しめられることもありません。高過ぎる金利で貸す闇金業者は利用しないようにすると共に、間違って借りてしまった場合なども契約が無効であることを知っていれば、無理をして返済しようとすることもありません。

闇金の被害に遭わないために

このように罰則が強化されたヤミ金融対策法が成立したことで闇金業者の活動も下火になり、利用したとしても対応が良い容易になることが期待されています。しかし、もともと闇金は違法であることを知っていながら、高過ぎる金利でお金を貸したり暴力的な取り立てを繰り返して来ました。ヤミ金融対策法によって活動しにくくなったものの、より手口を巧妙化させてお金を搾り取ろうと計画しています。特に以前闇金を利用したことがある人は闇金業者共通のリストに載って、優良顧客として狙われていますから十分に注意する必要があります。闇金業者と疑われる時は、まず金融庁のWEBサイトで貸金業として登録している業者かを調べ、登録していないなら利用するのを控えなくてはなりません。登録された業者を利用する時でも、お金を借りる時は契約書をもらって保管しておく必要があります。契約書がないと後で契約内容がうやむやになって、いつまでも返済が完了しない事態になってしまいます。契約書の内容は署名・捺印して契約する前に良く読んで、内容を理解しておかないといけません。良く分からない点などは業者に説明してもらい、納得できない個所がある時は契約するのを断るべきです。こうしたことに気を付けるだけでも、闇金からの被害を防ぐのに役立ちます。

被害に遭ったら弁護士に相談

ヤミ金融対策法の内容を理解し十分に注意していても、闇金から被害を受ける可能性はあります。闇金業者はヤミ金融対策法を掻い潜ろうと、今まで知られていなかった新しい手口で近付いて来るので厄介です。闇金とは知らずに利用してしまう人も多いので、ヤミ金融対策法の知識も活かすことができません。もしも、被害を受けた時は躊躇わずに、弁護士に相談しなくてはなりません。ヤミ金融対策法は成立しましたが、警察は民事不介入ということで積極的には動いてくれません。時間の経過と共に問題は深刻化しますから、早く問題を解決するために闇金に強い弁護士に相談するべきです。闇金に強い弁護士ならヤミ金融対策法についても十分に理解していますので、適切な処置をしてくれます。闇金に強い弁護士は当面の問題を解決して業者から連絡が来ないようにしてくれるだけではなく、今後闇金の被害に遭わないためのアドバイスもしてくれます。闇金問題を根本的に解決するには、闇金に強い弁護士に相談するのが最も良い方法です。

 

闇金業者から逃げるよりも弁護士に相談した方が良い理由

闇金から逃げることはできるか?

闇金業者は高金利でお金を貸して、一度でも返済が滞ると執拗な取り立てや嫌がらせをして来ます。取り立てや嫌がらせは次第に内容が酷くなって行き、関係の家族や親戚などにも嫌がらせをします。会社にも電話して来るようになると職場で働き辛い雰囲気となって、不本意ながら退職しなくてはならい人も少なくありません。そうなると益々追い詰められて、とにかく闇金業者から解放されるために何処かに逃げてしまおうと考える人も出て来ます。確かに現在の住まいから闇金の知らない場所に引っ越せば、当面は執拗な取り立てや嫌がらせを受けることはなくなりますが、すぐに闇金に居場所を知られてしまうこととなります。何故闇金に引っ越し先が分かってしまうかというと、住民票を移動しなくてはならいからです。住民票を移動しないと新しい仕事に就けませんし、子供を学校に通わせることもできません。闇金から逃げるとしても住民票が移動する必要があり、住民票には転出先が書かれているので簡単に引っ越し先が分かってしまいます。住民票から引っ越し先が分からいようにと住民票を移動しないと住民基本台帳法違反となりますし、引っ越し先で十分な生活できなくなるので逃げる意味がありません。

逃げるのは得策ではない

では、引っ越ししないで闇金に連絡があったら会社を退職したことにしたり失踪したことにすれば良いと考える人もいますが、それでは当人の代わりに会社や家族が闇金のターゲットになってしまいます。借りた本人は何処に行った、代わりにお金を返せと関係のない人に執拗な取り立てや嫌がらせが行われます。自分だけ良ければという考えでは、次第にかばってくれていた人も気持ちも離れて協力してもらえなくなりますし、いない筈の人を見たという噂が闇金業者の耳にも入って、見付かってしまうもの時間の問題です。闇金から逃げて見付かった時は返済する金額も以前より増えている筈ですし、逃げたことによる迷惑料なども加算されてしまい、以前よりも状況が悪化してしまいます。逃げたい気持ちになった時より、ひどい状況となるのですから満足に生活できる訳がありません。また逃げないようにと監視されたり、無理やり逃げられない場所で生活させられる可能性もあります。一日何百回も嫌がらせの電話をされたり、勝手に救急車や消防車を呼ばれたりすれば誰でも逃げたくなりますが、闇金業者から逃げようとするのは得策ではありません。

弁護士に相談した方が良い

そもそも闇金自体が違法なのですから、法律に則って対処するのが一番です。法律に基づいて闇金業者に対応すれば、相手は借金の返済を諦めるしかなくなります。ただし、自分で法律を調べて闇金と話し合ったり、違法な行為だからと警察に連絡したのでは上手く行きません。闇金は違法ではあるものの巧妙な手口を使ってくるので、専門外の人が法律を調べた程度では問題を解決できないのが現実です。法律に基づいて対処しようとしても闇金は数多くの経験を積んで上手く言い逃れる方法を持っていますから、言い掛かりを付けられたり無理な約束をさせられたりして状況を悪化させてしまう可能性があります。警察に動いてもらう方法もあまり期待できません。違法なことをしているのは明白なのだから、警察に連絡すれば闇金などすぐに逮捕してくれるだろうと思う人も多いようですが、お金を貸す闇金については民事不介入ということで、すぐには警察が動いてくれないことほとんどです。暴力を振るわれたりモノを壊されたりといった時には警察も動いてくれますが、お金の貸し借りといった問題については対応してくれません。そのため、法律に従って行動を起こすのであれば、法律の専門家である弁護士に相談するのが適切な方法となります。

問題を根本から解決できる

法律に違反する借金は無効となる元本返済不要に従い、闇金業者と交渉を行うのが闇金に強い弁護士のやり方です。交渉が成功すれば、闇金から借りたお金は返済する義務がなくなりますから、業者から逃げたり隠れる必要がなくなります。簡単にできるように思えますが、時には暴力的な態度を取る闇金業者を相手に借金を返さないで済むように交渉するのですから、専門的な知識と豊富な実績がないとできないことです。しかも、闇金問題になれた有能な弁護士なら依頼を受けた当日に問題を解決して、普通に生活できるようにすることも不可能ではありません。弁護士に闇金問題を解決するように依頼するには費用は掛かりますが、闇金から逃げるための費用に比較すると安く済みます。闇金のことを無料で相談できる弁護士も多いので、逃げることを考える前に闇金に強い弁護士に相談することを検討するべきです。弁護士に相談して問題を解決してもらった方が、闇金から逃げるよりも費用も抑えられるだけではなく、問題を根本から解決できます。闇金から逃げても一時しのぎにしかなりませんので、弁護士に依頼して問題を解決して以前の生活を取り戻すことを考えるべきです。

 

闇金からお金を借りていないのに会社に電話が来た時の対処方法

闇金からの突然の電話

闇金は一度でも返済が滞ると、すぐに取り立てや嫌がらせをして来ます。電話で返済の催促や嫌がらせをすることが多いですが、自宅や携帯電話だけではなく会社などにも電話して来るので安心できません。会社にまで電話されると仕事に集中できませんし、関係のない会社の人に対しても暴言を吐いたり代わりにお金を返せなどと、遠慮なく嫌がらせをして来ます。会社に電話して来るだけではなく、会社に消防車や救急車を呼んだり勝手に大量の出前を頼むなどの嫌がらせもして来るので対処できません。こうなると闇金が悪いなどとは言っていられない状況となって、会社を退職するしかなくなります。闇金を利用した自分が悪いとは言え、嫌がらせによって退職を余儀なくされるのは納得できないことです。さらに厄介なのは、自分は闇金を利用していないに会社などに電話が来た時です。闇金からお金を借りていないので電話が掛かって来た時は、まず事実関係を確かめなくてはなりません。闇金からの電話が掛かって来た時に誰がいくら借りているのかを聞いてメモしておきます。聞いたままにしておくと内容を間違ってしまうこともあるので、必ず記録を残しておかなくてはなりません。

闇金からの電話対策

家族や親戚などは闇金からお金を借りて返済できないために電話が掛かってきたというのであれば、お金を借りたとされる当人に話を聞いて対応を検討する必要があります。事実関係をハッキリさせた後は、闇金に強い弁護士に依頼して問題を解決してもらうのが一番です。会社への電話して来たので営業妨害されたと会社から警察に被害届を出すこともできますが、具体的な被害や事実関係を明確にする必要があるなど、すぐには警察が動いてくれないことも多いことに注意しなくてはなりません。警察が動くまで会社への被害が続くようであれば、闇金を利用したことはないものの会社に被害を与えたことで、職場に居辛くなってしまいます。その点、闇金に強い弁護士であれば、依頼を受けたらすぐに適切な対応をして問題を解決することが期待できますので、会社への影響を最小限で済ますこともできます。直接自分には関係のないことだからと対応を遅らせてしまうと、職場での評価が下がってしまうので早目に弁護士に相談するべきです。関係ないのに弁護士に依頼して対応してもらうのは釈然としませんが、まずは闇金の嫌がらせを止めさせるために全力を尽くさないといけません。

勧誘するために電話して来ることもある

家族や親戚などの関係で闇金が会社に電話するだけではなく、お金を借りさせるために勝手に連絡して来ることもあります。闇金からの勧誘の電話が会社に来るのは、金融機関からお金を借りたり闇金を利用した経験があるためです。一度でもそうした経験があると闇金が使う名簿に名前が載って、勧誘電話のターゲットとなってしまいます。勧誘の電話なので断ればしばらく電話して来ないことが多いですが、一度でも闇金から電話あったと職場の人に知られるのは気持ちの良いことではありません。他にも、闇金から借りるのを断ったためにキャンセル料を請求するために、会社に電話してくる手口を使って来ることもあります。キャンセル料などが発生することを事前に教えたりすることも少ないので、いきなり電話が来てキャンセル料を請求されて驚いてしまう人がほとんどです。このように、闇金を利用してないにも関わらず会社などに電話があった時も、弁護士に対処してもらうのが最も良い方法です。自分は何も悪くないのにと思う気持ちもあるでしょうが、放っておくと闇金はしつこく電話をして来ます。家族などの名前と連絡先も知っていればそちらにも電話が行く可能性もありますし、銀行口座の情報が分かっていれば勝手に振り込んで貸したと言って来ることもありますので、被害を大きくしないためには弁護士に依頼するしかありません。闇金に関することなら無料で相談に応じてくれる弁護士も多いので、まずは闇金に強い弁護士に連絡することを検討するべきです。弁護士のWEBサイトなどを閲覧してこれまで扱って来た内容を良く調べれば、闇金に強い弁護士かどうかが分かります。

 

素早い対応が必要

多数の闇金問題を扱って来た弁護士なら、事実関係を把握した上で適切な処置をしてくれます自分に何も問題がなく電話が掛かってきたばかりの時期であれば、深刻な状況とはなっていないので早期の解決が期待できます。弁護士に依頼した日に問題が解決して、翌日以降は闇金が会社に電話して来ないようにすることも可能です。会社は組織を優先するため、個人の事情などを考慮してくれないことが多いですから闇金からの電話などはできるだけ速やかに処理しなくてはなりません。自分には問題なくても、閑職に追いやられたり退職するように仕向けられることもあるので十分に注意する必要があります。仕事場での私用電話を厳しくチェックして問題とする会社もありますから、素早く弁護士に解決してもわらなくてはなりません。

 

 

闇金に強い弁護士は問題が解決した「その後」のことも考えている

闇金からの嫌がらせの電話

闇金に強い弁護士に相談して問題解決を依頼すると、問題が解決して執拗な取り立てや嫌がらせがなくなります。闇金との関係も解消されて元の生活を送ることができますが、問題が解決した直後の一時期に闇金から嫌がらせの連絡が来ることもあるので気を付けないといけません。これは、闇金からの高額の借り入れがあったのに弁護士に対応によって、返済しなくても良くなった時に起こりがちです。闇金とすれば大きく儲けられる筈だったのに、逆に損をしてしまったのですから嫌がらせをするしかありません。違法な行為を法律に従って処理したのですから何を言って来ても気にする必要はありませんが、すぐに嫌がらせを止めさせるために問題を依頼した弁護士に連絡して対応してもらう必要があります。一時的な嫌がらせではあるものの、放っておくと後でまた連絡して来るとも限りません。闇金が相手に場合は曖昧な態度は取らずに、何かあった時はしっかりと対応することが重要です。少しでも隙を見せてしまうと、また延々と付きまとわれてしまいます。毅然とした態度を取り、弁護士と連携して対処しなくてはなりません。問題を解決した後に闇金から電話が掛かって来た時の対応も、数ヶ月程度であれば無料で対応してくれる弁護士がほとんどです。

銀行口座も危険

嫌がらせの電話対策だけではなく、闇金に知られている銀行口座も適切に処理なくてはなりません。闇金とは関係なくなったので銀行口座をそのままにしておくと、お金を振り込んで勝手にお金を貸して来る押し貸しの被害に遭うこともあります。押し貸しの被害に遭うと闇金から借りた覚えはないものの、振り込まれたお金や利子の返済を求められて、以前と同じような状態に陥ってしまいます。さらに、闇金が一時的なお金の振込先として、使われてしまう可能性もあります。犯罪に関わるお金の振り込み先として使われると、犯人の一味と考えられて警察に逮捕されることあり得るので問題です。逮捕されても関係ないことが分かる可能性は高いものの、逮捕されてしまうと近隣の住民の評判も悪くなりますし、仕事先にも悪い影響が及んでしまいます。そのため、闇金が知っている銀行口座は全て解約して、新しい口座を利用するのが一番安全です。給料の振り込みや公共料金の支払いなどに使っていた場合は、口座を変更するのが面倒な作業となりますが、勝手に口座を使われないためには仕方がありません。このような口座の処理についても、闇金に詳しい弁護士でないとアドバイスしてくれないので注意を要します。闇金とのお金の貸し借りの問題が解決できれば十分だと考える人もいますが、問題を根本的に解決するにはそれだけでは十分とは言えません。

時間を置いて接触しようとする

闇金問題を解決した直後に適切な処置をしておくと一定の効果がありますが、一度利用してしまうと執拗にまた狙ってくるのが闇金の実態です。時間を置いて接触して来ようと試みたり、違う闇金業者がお金を貸そうと連絡して来ることもあります。闇金を利用する人はお金にルーズな面のある人が多いので、懲りずに闇金からお金を借りてしまう人も少なくありません。闇金はそこを狙って来ます。再び闇金が接触しようとして来た時も、頼りになるのは弁護士です。違法な行為をする闇金が最も恐れているのは法律に基づいて対応されることですから、弁護士は相手にしたくありません。弁護士以外の人でも法律に関する知識を身に付けることはできますが、闇金とのやり取りは経験がものを言う面も多いので、闇金に強い弁護士に任せるのが適切です。さらに、弁護士は警察に連絡して闇金に逮捕するように動いてもらうノウハウも持っていますから、闇金に弁護士と連携していると知らせるだけ手を引く可能性が高くなります。特に闇金問題を多数手掛けて効果的な処理をして来た弁護士であれば名前も知られていますから、弁護士の名前を出すだけで闇金がしくこく連絡して来ないことが期待できます。

根本的に解決するには?

闇金問題はお金の貸し借りについて解決するだけでは、根本的な解決には至りません。闇金問題を扱ったことがない弁護士の場合は、その後のことまで頭が回らずアフターフォローをしてくれないことがあるので注意する必要があります。弁護士について詳しく知らない人は、弁護士事務所に立地や依頼料などだけで弁護士を決めてしまい勝ちですが、闇金に関する問題を解決するには闇金に強い弁護士に依頼しなくてはなりません。弁護士を探す時は、何よりも闇金に関する問題を数多く扱った経験のある人を探すことが大切です。このことを理解しておかないと一時的に問題が解決したように見えても、また同じように闇金からお金を借りてしまい何時まで経っても生活が楽にならない状態に陥ります。できるだけ早く弁護士に相談して闇金問題を解決する必要はありますが、適切な弁護士を探して依頼することも重要です。闇金からの暴力的な取り立てや執拗な嫌がらせに遭うと冷静に判断するのが難しくなりますが、問題を解決するのは落ち着いて適切な相手に相談しなくてはなりません。

 

闇金相談を弁護士にして家族・会社にバレないのか

家族や会社にバレずに弁護士に相談できる

闇金にお金を借りてしまい返済するのが難しくなったり執拗な取り立てに困っているのであれば、早急に弁護士に相談して問題を解決するべきです。弁護士が法律に関する専門的知識を駆使して、適切に闇金問題を処理してくれます。闇金についての相談なら無料となっている法律事務所などもあって気軽に相談できる環境が整備されています。しかし、弁護士に相談すると家族や会社に闇金を利用しているのがバレるのではないかと、心配する人も少なくありません。確かに家族や会社に闇金からお金を借りていることが知られるとお金を管理する能力に欠けていると思われて、信頼を失ったり距離を置かれてしまう可能性もありますが、弁護士には守秘義務がありますので家族にも知られることなく相談ができます。家族や会社に知られなく内容を含む相談でも、弁護士なら秘密を漏らすことはありません。闇金問題を解決するために、関係することを全て弁護士に話して適切な処置をしてもらうべきです。闇金は時間経過するに連れて状況が悪化して行きますから、早目に弁護士に相談しなくてはなりません。

家族などにバレないように配慮してくれる

それでも他に人に弁護士に相談したことがバレないか不安に思う人は、秘密厳守や家族に内緒で相談できるかを事前に確認してみるべきです。守秘義務があるので弁護士が秘密を守るのは当然なのですが、不用意に自宅や会社に連絡を入れたり弁護士事務所の名前で郵便物を送ったりして、相談したことがバレてしまうことがあるので注意しなくてはなりません。自宅や会社への連絡は控え、連絡する必要がある時でも弁護士だと分からないように工夫してくれるか聞いてみると、秘密がバレないように協力してくれる弁護士なのかが分かります。今までそうした工夫をしたことがない弁護士でも、家族に知られたら家庭で上手く行かなくなることや会社にバレたら立場が危うくなるなどの事情を詳しく説明すれば、きちんと対応してくれる可能性もあります。問い合わせの連絡をしただけでは周囲の人に弁護士の連絡したとバレることはないので、家族などに内緒で相談できるかを聞いてから相談したり依頼するかを決めるのが賢明な方法です。自宅や会社から離れた場所で落ち着いて弁護士に連絡すれば、誰にも知られずに済みます。早く解決したいからと良く周りを確認しないと、自然と家族などにバレてしまうので注意しなくてはなりません。闇金に関することで悩んでいると雰囲気などもいつもと違って来ますから、特別なことをしなくても身近な人は変だなと勘づいてしまいます。家族などに心配されたりしたら、弁護士に相談しなくてはらない時期だと判断するべきです。

バレるとすれば闇金業者から

弁護士に相談したことで家族や会社に闇金を利用していることがバレることはまずありませんが、闇金業者が周囲の人に連絡する可能性はあります。返済が遅れたり連絡に出なくなったりすると本人の代わりに家族などに返済を求める連絡をしたり、嫌がらせとして自宅や会社に連絡するようになるので気を付けなくてはなりません。ただし、自宅などに連絡するのは勘弁して欲しいなどと闇金業者に弱みを見せると、必要もないのにお金を借りさせたり他の債権者の家に張り紙をさせられたりと、ドンドン状況が悪くなってしまいます。こうした状況を未然に防ぐためにも闇金は違法だということを認識して、法律の専門家である弁護士の力を借りなくてはなりません。早い時期に解決すれば、家族や会社などに知られることなく闇金と手を切ることができます。とにかく周囲の人に知れない状態が維持できればなどと考えていたのでは、問題を解決することはできません。

 

弁護士は無料相談も利用できる

闇金問題の解決を依頼する弁護士を探す時は、家族などに内緒で処理してくれることに以外にも、闇金に強い・無料の電話相談があること・全国対応などを条件とするべきです。弁護士にも得意分野と苦手な分野がありますから、闇金を不得手とする弁護士もいます。闇金問題が苦手な弁護士に相談してしまうと、なかなか解決しなかったり問題がさらに悪くなってしまうこともありますから、闇金問題を解決した経験が豊富な弁護士に依頼しなくてはなりません。相談についても事務所に行く必要はあったり最初から料金を請求されるのでは相談しにくくなって、結局相談しないままになってしまいます。その点、無料で電話相談ができれば気軽に相談できますし、相手が闇金に強いかもすぐに分かるので間違いがありません。無料の電話相談を開催していれば、弁護士が運営しているWEBサイトなどに電話番号が書いてあります。そして、弁護士のWEBサイトを見る時は、対応可能な地域も確認しておく必要もあります。無料で相談できても特定の地域しか対応していないのでは、問題解決の依頼はできません。全国広範囲に活動している闇金も多いので、全国対応の弁護士が理想的です。全国対応の弁護士なら場所を気にすることなく、闇金問題を解決してくれます。

闇金を警察と弁護士に相談するその違いについて

警察に相談する場合

お金に困って闇金からお金を借りてしまうと、法外な金利や強硬な取り立てなどに苦しめられてしまいます。そのような時は、闇金は巧妙な手口を使ってくるため、一人で悩まずに誰かに相談して対応を検討するべきです。闇金のような違法な行為に関する相談先として警察を選ぶ人も多いですが、民事不介入という姿勢を取られる恐れがあるのでお金の貸し借りといった問題については、効果的な対応が期待できない点に注意しなくてはなりません。

警察に事情を話しに行っても、あまり真剣に対応してもらえなかったということもあり得ます。取り立てに関して暴力的な部分があった場合でも、きちんとした証拠がないと動いてもらえません。もちろん、殴られたりモノを壊されたりといた被害を受ければ110番通報で駆けつけてくれますが、モノ言いや行動など乱暴なだけで緊急性が低い場合は、暴力的な行為があったことを証明する音声や動画などを用意しておいて相談に行く必要があります。

闇金は違法なことしているのに、なぜ警察は積極的に動かないのかと疑問に思うでしょうが、問題を解決するためには現状を理解して有効な行動をするしかありません。警察に動いてもらうには、事実となる証拠を集めるなど地道な行動が要求されますが、最悪門前払いされることも覚悟しておく必要があります。

証拠を集めるのは大変

少しずつ証拠を集めて相談すれば警察が闇金に対して、何らかの動きをしてくれるのを期待できますが、動き出すまでの闇金からの嫌がらせを受ける可能性が高いのも難点です。闇金業者によっては仕事先まで電話をして借金している事実を広めたり、隣近所の住民にも嫌がらせをすることもあるので、解決に時間を掛けていると仕事や日常生活に大きなダメージを受ける可能性があります。さらに、闇金業者も警察が動くのを警戒しているので、証拠と残るような行動を控えたり嫌がらせは他の債権者にさせるなど、巧妙な手口を使うので厄介です。巧妙な手口を使われると確かな証拠を集めるのに苦労しますし、嫌がらせの内容を警察が問題にするものなのか判断するのも難しくなります。闇金の嫌がらせなどの証拠を揃え、それを警察が扱ってくるのか法律上問題となる行為なのかを調べるには大変な労力が求められます。闇金相手に心身共に疲れている上に、そのような準備をするのは極めて難しいというのが現実です。

弁護士に相談する

警察以外の闇金問題の相談先として利用したいのが弁護士です。弁護士は闇金とのお金を貸し借りといった問題を、法律に基づいて根本的に解決することができますので、それぞれの事情に合った適切な対策を講じてくれます。弁護士は警察と違って依頼すると費用が必要となりますが、費用を払って依頼した以上は責任を持って問題解決に当たってくれますし、相談して依頼する側が弁護士を選べるのも警察とは異なります。警察は地域や担当者によって闇金問題に積極的ではない場合もありますが、勝手に違う地域の警察署に相談に行くことはできません。無理に違う地域の警察に相談に行っても、話を聞いてもらえない可能性もあります。その点、弁護士に依頼する時は、弁護士の過去の実績などを調べて闇金を強いことを確かめてから連絡することが可能です。同じ内容の相談や依頼でも担当した人によって結果に大きな違いが出ることも多いので、闇金に強い人を選べることには大きな意味を持ちます。闇金問題をどのように解決するかによって、自分の人生だけではなく家族の今後も決まって来ますから、できる限り適切な相手に相談しなくてはなりません。闇金問題を早く解決するには、闇金に関する依頼を数多く担当した弁護士を探すことが大切です。

当日の解決も可能

闇金に強い弁護士なら、依頼してその日のうちの解決も期待できる点も警察とは違います。例え闇金に詳しい警察官がいても独断で処理できないため、どうしても解決までに時間が掛かってしまいますが、弁護士は依頼を受けると次々と適切な処理を行うので短期間での解決が期待できるのです。必要ならば警察にも連絡して闇金問題を処理するので、一個人で相談するよりも効率的に警察に動いてもらえます。このように法律の知識・闇金問題を解決して来た実績・警察との繋がりなど弁護士としての能力を最大限に活用して、問題の早期解決を目指します。専門的な知識などがないといくら頑張っても限界がありますから、違法な業者からお金を借りた時は無理して一人で何とかしようとせずに、闇金問題を得意とする弁護士に依頼することを検討するべきです。暴力的な取り立てにあった時に注意するなど一時的な対応で済ませるのではなく、お金の貸し借りといった根本的な問題を解決しないと後々まで闇金に付きまとわれてしまいます。刑事事件となるような状況では警察を呼ぶしかありませんが、闇金問題を解決するためには弁護士の力を借りるのが一番良い方法です。闇金問題に関することなら無料で相談できる弁護士事務所などが多いので、まずは闇金に強い弁護士に連絡をしましょう。

 

闇金に完済したのに、電話で嫌がらせが続く場合の対策方法

闇金への返済が完了した筈なのに完済したことを認めなかったり、嫌がらせの電話が続くことがあります。そのような時は、闇金に強い弁護士に相談して対応してもらうと、すぐに嫌がらせが止まります。

完済を認めない闇金業者

闇金の法外な金利や厳しい取り立てなどに耐えて、全ての返済が終わったと思っていても、闇金業者は完済したことを認めないことが良くあります。これは、法律で定められた金利を大幅に超える異常とも思える高金利が生み出す利息で、闇金業者が儲けているためです。完済すると利息分の収入がなくなる訳ですから、さまざまな手口を使って完済を認めないようにします。良くあるのが、完済直前になると返済用の銀行口座を変更してしまう手口です。返済しようとしても振り込む口座が分からないために、完済することができません。振り込めないのは闇金業者側の責任だと主張しても、連絡が行っている筈だなどと言って、決して自分達の責任だと認めようとしません。他にも、事前に連絡をしてから振り込まなかったので、完済は認められないという手口なども使って来ます。完済させないように色々な手口を使って来るので、結局返済し続けるしかなくなります。こうして闇金業者は、延々と利息分を儲けることに成功します。少ない金額だから、闇金にお金を借りても簡単に完済できると考えていると、何時までも返済し続ける状況に陥ってしまいます。闇金からお金を借りていることの危険性を理解していないと、生活や仕事に大きなダメージを受けることになるので、気を付けなくてはいけません。

完済後の嫌がらせの手口

何とか完済したという形までも持って行っても、闇金業者が勝手にお金を振り込んで来る押し貸しという手口を使うこともあります。押し貸しは、申し込んでもいないのにお金が借りたことになっていて、元本の返済だけではく利息を支払うことも要求して来ます。借金を申し込んだ覚えはないと言っても、もうキャンセルはできないなどと言って強引にお金を貸し付けるので簡単に断れることはできません。もう二度と闇金は利用しないと思っていても、闇金に対する返済が続くことになってしまいます。押し貸し以外の完済後の嫌がらせとしては、勧誘や嫌がらせの電話が執拗に掛かって来ることもあります。借りたお金は全て完済したのだから関係ないと思っていても、実は完済が済んでいなかったとか、必要な手続きをしなかったので契約が続行しているなどと言いがかりをつけてくるので、注意しなくてはなりません。闇金とすれば、違法な金利でも文句なく完済してくれた人は良いカモと思っているので、決して簡単に手放そうとはしないのです。そのため、何度断ったり無視をしても、しつこく電話で勧誘したり嫌がらせをして言うことを聞かせようして来ます。

電話の嫌がらせ対策で有効な方法は?

しつこい闇金からの電話を止めさせるために、警察に相談に行っても効果が動いてくれないのが現実です。闇金業者に、暴力を振るわれたり物を壊されたした場合は警察が対応してくれますが、嫌がらせの電話などでは警察に前向きな対応は期待できません。闇金の争点は理解していますので、警察沙汰になりそうな暴力的な言動は控えるようになっています。闇金業者に対する取り締まりが強化されて以降、闇金は目立たないように行動して逮捕されないように注意するようになりました。警察以外に相談する相手としては、弁護士が挙げられますが、弁護士に相談する時は闇金に強いことを条件とするべきです。闇金のことを良く知らない弁護士は、業者と交渉する段になると腰が引けて、明確な成果が出る前に投げ出してしまう可能性があります。何とか闇金業者と話し合って、当面嫌がらせの電話がなくなっても、暫くすると再び電話が来ることもあるので問題です。闇金問題を扱ってことのない弁護士は、当面の問題を解決するのに精一杯で、後々のことまで考える余裕がないのです。これでは、弁護士に問題解決の依頼をする意味がないので、闇金に関するトラブルの解決を依頼するのなら、闇金に強い弁護士を見付けなくてはなりません。

当面の問題を解決するだけでは不十分

闇金問題に強い弁護士は、闇金と交渉して当面に問題を解決するだけではなく、嫌がらせや勧誘の連絡が来ないように、電話番号の変更や口座の解約などのアドバイスもしてくれます。闇金業者の知っている電話番号を使っていると嫌がらせや勧誘が来る可能性があるので、新しい電話番号に変更するのが効果的です。新しい電話番号に変更するには知り合いなどに連絡しておく必要がありますが、闇金からの連絡が来ないようにするには少しの手間を惜しんではいけません。闇金に知られている銀行口座の解約も必要な措置です。銀行口座をそのままにしていると押し貸しの被害に遭う可能性があるばかりではなく、闇金に勝手に使われてしまって闇金の仲間だと警察に疑われることもあります。闇金と繋がりのある電話や銀行口座などは後々のことも考えて、すぐに使用するのを止めなくてはなりません。闇金問題を根本から解決するためには、闇金に関する問題を数多く解決した実績を持つ弁護士を選ばなくてはなりません。弁護士なら誰でも良い訳ではないことを、理解しておきましょう。完済したのに認めなかったり電話での嫌がらせが続く場合は、闇金に強い弁護士に相談するべきです。

闇金の嫌がらせ対策について

闇金による嫌がらせ

闇金は借りる時は良いことしか言いませんが、一度でも支払いが遅れてしまうとさまざまな嫌がらせをして来ます。まずは、自宅や携帯電話に返済を催促する内容の連絡が、執拗に来るようになります。闇金に対する取り締まりが強化されたため、極力暴力的な物言いをするのを控えていますが、1日100回以上も電話掛かって来ることも珍しくありません。100回以上もの執拗な連絡となると返済を促すというよりも、嫌がらせをして相手を困らせるという意味合いが強くなって来ます。朝から夜までしつこく電話が来ることで、精神的に追い詰められてしまう人が少なくありません。そうなると、冷静な判断ができなくなって、闇金の言葉に従って黙って借りたお金を返済するようになってしまいます。闇金からの電話対策として電話に出ないという人もいますが、電話の催促では効果がないと判断すると、違う方法で嫌がらせをしてくるので注意しなくてはなりません。お金を借りた当人ではなく、周囲の人へ電話し始める闇金業者もいます。

周囲の人にも嫌がらせをする

お金を借りた本人以外の家族や親族に対しても、しつこく返済を迫って来るので問題です。周囲の人に返済要求の連絡が行くと、誰にも知らせずに闇金を利用していても、家族や親族を巻き込んだ問題へと発展します。何とか問題を解決しようと返済の手助けをしてくれることもありますが、闇金にお金を借りた上に関係のない人も巻き込んだことで、当人の信用や評判は大きく下がってしまいます。積極的に関わろうとする人はいなくなりますし、以後の付き合いを遠慮する人が出て来ても不思議ではありません。会社や仕事先にも、取り立ての電話は容赦なく来ます。電話に出たのがお金を借りた当人ではないと、借金があることや返済していないことなどを言いふらしたりします。その結果、会社で働くのが難しくなって、退職を余儀なくされる人も少なくありません。闇金に申し込みをする時に教えた家族・親戚・仕事先などの連絡先を利用されてしまうのですが、連絡先を教えていなくても、SNSなどのアカウントなどから個人情報を探り出し、そこから友人や知人を割り出して連絡されてしまうのです。その他にも、インターネット上に個人情報をバラまいたり、当人になりすまして偽の情報を流すなど、ネットを利用した嫌がらせも頻繁に行われるようになりました。このように、闇金は電話やSNSなどでの嫌がらせを多用して、利用者を追い詰めて行きます。さらに闇金の嫌がらせがエスカレートすると、勝手に大量の出前を注文したり救急車を呼ぶなどの行為に及ぶこともあります。嫌がらせが酷くなると、何時嫌がらせされるかと怯えながら生活しなくてはなりません。そのため、闇金業者の手の届かない場所に逃げる人もいますが、隠れながら生活するのも難しく、やがて闇金に見付かってしまいます。

警察に相談しても早急な解決は期待できない

闇金の嫌がらせは、執拗に続き通常1ヶ月程度続くとされています。1ヶ月と聞くと短いようにも感じられますが、犯罪を厭わない闇金業者から執拗に嫌がらせをされると数日で精神的にも参っても不思議ではありません。問題を解決するために警察に相談する人もいますが、警察は民事不介入が前提なので、金銭の貸し借りに関する問題には積極的に関与しないのが基本となっています。闇金業者の違法な行為を訴えて警察が動いてくれることもありますが、各種の手続きが必要となって実際に対応してくれるまで時間が掛かりますし、他に対応しなくてはならないことがあると後回しにされてしまいます。困ったことは警察に相談するという人も多いでしょうが、闇金からの嫌がらせの対策としては、あまり有効な方法とは言えません。

闇金の嫌がらせを受けたら弁護士に相談する

警察は相談しないよりはマシかもしれません。しかし、闇金の嫌がらせに対抗するには、闇金に強い弁護士に依頼した方が、嫌がらせを起こさない様にといった配慮が可能です。闇金業者と交渉して、借金や嫌がらせに関する問題を解決してくれます。弁護士に依頼するには費用が必要となりますが、違法な借金の返済や嫌がらせを解決するには最も良い方法となります。弁護士に支払う費用を惜しんで自分一人で解決しようとする人もいますが、相手は長年違法な行為でお金を儲けている人間ですから、上手く行くとは限りません。次々と巧妙な手口を使ってくるので、普通の人では対処できないケースがほとんどです。解決するまで時間が掛かったり、問題がさらに悪化することもあるので、一人で対処するのは褒められたことではありません。問題が悪化すると弁護士でも問題の解決に時間が掛かりますから、闇金問題を解決したいと思った時にすぐに弁護士に連絡するのが適切な方法です。警察では対応してくれない問題に対しても、弁護士なら適切な方法で対応してくれます。弁護士に依頼したことがない人は相談に行くとどうなるのだろうと不安に感じるかも知れませんが、借金や嫌がらせといった人には相談しにくい問題でも闇金問題に強い弁護は冷静に話を聞いて、適切なアドバイスを受けることが可能です。闇金は法律を犯してお金を貸す業者ですから、法律に基づき適切に処置をする弁護士に相談するのが最も効果のある対策となっています。

闇金から借りてしまった!今後起こりうる危険とは

闇金業者につきまとわれる

闇金への取り締まりが強化された結果、以前のような荒っぽい手口を使う闇金業者は少なくなりました。店舗を構えて接客するスタイルも減少し、電話やインターネトを使っての活動が主流となっています。特にインターネット上にある集客用のサイトなどは、正規の金融業者のように装ったりするので、闇金とは気づかないまま、お金を借りてしまう人も少なくありません。

 

闇金からお金を借りると返済額が雪だるま式に増えて、経済的に困窮し、厳しい取り立てや嫌がらせに悩まされることになってしまいます。無事に借りたお金を返し終わった後も、闇金業者につきまとわれる可能性もあります。法外な金利による借金をきちんと返してくれた利用者は、闇金にとってはお得意様です。またお金を借りるようにと、闇金から頻繁に連絡が来ることが考えられます。

 

闇金を利用する人は常にお金の問題を抱えている人が多いので、何度もお金を借りてしまう人が多いのを闇金は知っているのです。中には闇金から利用を促す連絡が来ても断ろうとする人もいますが、今回だけ特別に有利な条件でお金を貸すなどと言われて、また借りてしまうこととなります。甘い言葉に乗せられてお金を借りるとさらに闇金との付き合いが続くので、強い意志を持って断らなくてはなりません。

勝手に銀行口座にお金を振り込む押し貸し

きちんと借金を断ったり連絡しないように言っても、一方的に銀行口座にお金を振り込む押し貸しと呼ばれる手口もあるので安心できません。連絡もなしに勝手にお金を振り込んで取り立てに来るので、小まめに口座を確かめておく必要があります。振り込まれたお金を使ったりすると面倒なことになるので、闇金業者からの振り込みがあったら返却しなくてはなりません。

 

しかし、すぐにお金を返しても、利息分を請求されたりキャンセルを支払うように要求されるので、闇金が知っている銀行口座を解約して、新しい口座を作るのが一番です。

 

闇金が知っている銀行口座情報は、押し貸し以外に他の債権者からの返済窓口として勝手に使われてしまうこともあります。闇金業者は自分のしていることの違法性を認識しているので、できるだけ表に自分の名前を出ないようにするために他人の口座を使うのです。

 

事件化した時には闇金業者の一味だと判断されて、警察の取り調べを受けたり、銀行口座が凍結されて使えない状態となってしまいます。闇金が勝手にすることですが、犯罪に巻き込まれて逮捕される可能性もあるので十分に注意しなくてはなりません。

他の闇金業者から連絡が来る可能性がある

こうした事態を避けるためには、闇金との関係を徹底的に断つ必要があります。闇金は二度と利用しないと決意して、業者から連絡して来ないようにしなくてはなりません。しかし、何とか闇金業者から連絡が来ないようにしても、他の闇金から連絡が来ることがあるので油断できません。利用したことのある闇金が別の業者と個人情報を共有化することで、次々と別の闇金から連絡が来るのです。

こうなると、お金を借りないで生活しようと努力していても、つい気が緩んでしまったり一時的にお金が不足している時などに、再び闇金を利用してしまう可能性があります。

最初は闇金とは分からないようにして近付く業者もいますから、常に注意しながら生活しなくてはならない状況となるので、気を休めることができません。さらに、闇金業者に家族や親類などの名前や連絡先を知っていると、そちらにも何とかお金を借りさせようと勧誘の連絡が行くので迷惑を掛けてしまいます。そうなると、自分の評判も悪くなって、人間関係が悪化してしまうことになってしまいます。

 

弁護士による闇金問題の解決

このように一度闇金からお金を借りてしまうと、完済しても本人の意志と関係なく、さまざまな問題に巻き込まれる可能性が出て来ます。警察に相談して対処してもらおうと思っても、警察は民事不介入が原則なので、支援を期待することはできません。そのため、闇金からお金を借りてしまった時は、弁護士に相談して問題を解決してもらうべきです。

弁護士なら闇金業者と直接交渉して二度と連絡して来ないようにしてくれますし、違法な借金についても法律に基づいて適切な処理をしてくれます。闇金自体が違法なので、借金返済後にしつこくつきまとわる時だけではなく、お金を借りてしまった時点でも弁護士に相談するべきです。早目に闇金と話し合ってもらい、きちんとケリを付けておけば長い期間悩むこともなくなります。

真面目な人ほど借りたお金は返すのは当たり前だと考えて、法外な金利が設定されているのに完済しようと一生懸命になってしまいますが、違法な相手に誠意を尽くしても意味がありません。知らない内に犯罪の片棒を担ぐようなことになったり、周囲の人に迷惑を掛けることになってしまいますから、闇金を利用してしまった時は早い時期に弁護士に連絡をすることが大切です。闇金の危険性を十分に認識して、さまざまな問題が発生する前に弁護士と連携し適切な処置をしなくてはなりません。闇金に強い弁護士なら、短期間での問題解決も可能です。闇金問題を数多く手掛けて経験豊富な弁護士を探して、問題を解決してくれるように依頼しましょう。

闇金の被害相談はどこにすれば良いのか?

闇金問題の相談先

法外な金利が設定された貸し付けや執拗な取り立てなど、闇金に関することで悩んでいる時は一人だけで対処しようとせずに、他の人の力を借りることも考えるべきです。苦しい状況下では、冷静になってじっくりと考える余裕も持てません。闇金のことに詳しい人に相談をして、効果的な対策を講じるのが適切な方法です。闇金問題に関する相談先としては、以下の6つがあります。

  • 警察の生活安全課
  • 消費生活センター
  • 法テラス
  • NPO
  • 被害者の会
  • 弁護士

誰もが一番先に頭に浮かぶ警察では、生活安全課で相談することになります。生活安全課で闇金について相談できますが、警察は基本的に民事不介入という姿勢を取るために、お金の貸し借りといったことに対しては積極的対応してくれません。相談内容は、お金の貸し借り以外の暴力的な取り立てや返済できなかった時の嫌がらせなどに限定されます。このことを理解して、警察に相談に行かなくてはなりません。対応してくれないことについて長々と説明したり対応して欲しいと時間を使ったのでは、肝心なことを説明でなくなってしまいます。実際に警察に動いてもらうには時間と手間が掛かりますから、できるだけ無駄を省いて効率的に行動することが大切です。やっと警察に対応してもらい闇金の嫌がらせなどが止まることもありますが、巧妙な手口を使う業者の場合は警察に動きに関係ない取り立てや嫌がらせを続けることもあるので注意しなくてはなりません。

消費生活センターとは?

金銭上の被害を受けた消費者のためにあるのが、消費生活センターです。消費生活センターでは契約上のトラブルなどについても相談できますので闇金問題についても話を聞いてくれますが、最終的には警察や法律の専門家に相談するべきという提案を受けることになります。消費生活センターが何らかの動きをしてくれたり具体的なアドバイスをしてくれることは少ないので話を聞いてもらう以外のことは期待できませんが、他人に現在の状況を話すと少し落ち着いた状態になれます。消費生活センターに連絡して早急に問題を解決できると思っていると期待外れの結果となるので、とにかく誰かに現状を話したいという時に利用するのが適切です。

国によって設立された法テラス

法テラスは、法律に関わる問題を相談する国によって設立された総合案内所となっています。さまざまな法律に関するトラブルに対応し、事務所は全国各地にあります。問い合わせは電話・メール・窓口で行うことができて、収入が少ない人は無料法律相談なども利用可能です。法律の専門家に相談できるというメリットはありますが、相談するまでに時間が掛かったり相談する相手を選べないなども問題もあります。

営利を目的としないNPO

営利を目的としないNPOの中には、闇金の相談などを目的する法人も存在します。営利目的ではない法人なので相談しようと思う人もいるようですがNPO法人の中身は千差万別なので、ただNPOだからという理由で相談するのは適切ではありません。相談者に対して有意義なアドバイスや対応をしてくれるNPO法人もありますが、中には闇金業者関連などの法人もあります。悪質なNPO法人に相談すると、却って状況を悪化させることもあるので注意を要します。NPO法人に連絡したり相談する前には、活動内容や実態などを詳しく調べて信頼できる法人であることを確かめなくてはなりません。

被害者の会

特定の闇金業者による被害者のための被害者の会もあります。同じ闇金業者に関する相談であるため電話などでも的確なアドバイスを受けることもできますが、それぞれの被害者の会が行う活動内容やレベルも違いますし、被害者の会を名乗る悪徳業者もいるので注意が必要です。

法律の専門家弁護士

このようにいくつかもの闇金問題の相談先が存在しますが、より効率的に問題を解決するのは法律を専門とする弁護士に相談するのが最も適切な方法です。しっかりと現状を把握して包み隠さず弁護に相談すれば、有効な方法を提案してくれます。弁護士が闇金に連絡をして、短期間で問題を解決することも期待できます。ただし、弁護士であれば誰でも良い訳ではなく、闇金問題に強い弁護士に相談しなくてはなりません。弁護士に依頼したことがない人は弁護士なら誰に相談しても同じだろうと考え勝ちですが、弁護士にも専門分野あるので闇金問題が不得手な人もいます。闇金問題を初めて扱うような弁護士の場合は、解決するまでに時間が掛かったり、問題が解決しない状態のままほったらかしにされてしまう可能性もあります。法律の専門家である弁護士ならそのようなことはないだろうと思いたい所ですが、さまざまな弁護士がいるので連絡する前に闇金が専門分野なのかなどを確認しなくてはなりません。事務所が家の近くにあるから、すぐに相談できるからといった理由だけで弁護士を選んでしまうと、結果的に費用と時間を無駄にしてしまいます。弁護士に相談してすぐに闇金問題を解決したいという気持ちを抑えて、まず闇金問題に強い弁護士を探すことから始めることが大切です。